的場さんの場合



『おい、的場』

「…おや、白銀ではありませんか。お久しぶりですね」

『そうだな。少し聞きたいことがあるのだがいいか』

「君のような妖のために使う時間など無いのですがねぇ」

『菜音についてだ』

「…ほう。いいでしょう」


***


Q1.菜音の第一印象は


「……」

『何も気にせず答えろ』

「そうですね…、不思議な子ですかね」


Q2.今の印象は?


「出会った頃よりも更に興味深い存在となっていましたね」

『…お前のそういう言葉って嫌な感じしかしないな』

「失礼ですね」


Q3.菜音のことは好きですか、それは恋愛感情ですか


「支配欲はありますが、それが恋愛感情などと言うものかは知りませんね」

『お前が一番質の悪い答え方をするよな』

「本当に失礼ですね、君は。」


Q4.菜音と何がしたい


「的場家に招待しますよ。そして何をしましょうか…」

『全力で拒否だ』


Q5.菜音に一言


「必ず会いに行きますから待っていて下さいね」

『来なくていい。お前はいろいろ悪影響だ』

「本当に失礼な妖だ…、彼女のではなければさっさと祓っているものを…」




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