ただただ過ぎていく平凡な日常を、代わり映えのない日常に、ただ刺激を加えてみたかった。


「…ってことで、青春しようよ臨也!」


ぺろっと舌を出して親指をぐっと立てながら言うと、目の前の幼馴染みはため息を吐いた


「意味分かんないんだけど。」

「折角の高校生活、青春の1つや6つしとかないと勿体無いじゃん」


だから私の青春ごっこに付き合って。ちなみに断わる選択肢はありません。にこりと笑うと諦めたのか、呆れたような顔をしながらも幼馴染みは頷いた

さぁて、Let's enjoy 高校生活!