星、一つ




貴方はいつも苦しそう。

自分の力が嫌だって。暴力は嫌いだって。制御できないのが腹立たしいって。

私は思ってるよ。
貴方の力はすごいって。大切だって。
だってその力があるから大切な人を守れるんでしょう?

私は貴方に守ってもらってばかりだもの

そのたびに貴方は「気にすんな。俺がやりたいだけた」って笑う。本当にずるいんだ


「静雄ー」

「ん、なんだ?」


星を見上げる静雄の背中にぎゅっと抱き着く。

今日は流れ星がたくさん流れる日。

だから私は祈ってみよう。

―私が大好きな貴方が自分を好きになれますようにって


「静雄、だーいすき」


―星、一つ

(一番輝く星に願いを)


やば、意味不
20120203

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