小話集




『うっま!』
「天才的だろぃ?」
『うん、まじ天才的!丸井流石だわ』
「へへっ」
『唯一の誉められる才能だけあるわ』
「どういう意味だよぃ」
『え?そのまんま』
「他にもあるだろ。かっこいいーとか、テニス強いーとか、天才的ー、とか」
『ぶーちゃんみたいーとか、ガム廃人ーとか?』
「そうそうわかってるじゃん。…ってちげぇ!!おまえ俺のこと貶してるだけじゃんそれ!」
『うん。シュークリームうま』
「もー、おまえには食わしてやんねーから!」
『やだなー。そんなこと言ってもくれる丸井が私は大好きだよ』
「…うっせーよ、」
『丸井の作るものってすっごい美味しいよねー。幸せになるし、ほんっと天才的な才能だよねー。あっ、丸井天才だもんね流石だわ』
「……」
『しかも優しい!いやぁ、こんな天才的に素晴らしい丸井他にはいないよ』
「…もうひとつ、食う?」
『うん、ありがとー。私が食べることによって丸井がとるカロリー減るから丸井これ以上太らなくてよかったね』
「余計なお世話だ!やっぱシュークリーム返せ」
『もう食べちゃった』
「はや!?」


2012/08/14 11:33



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