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孤独を愛する人


僕は孤独を愛する人

孤独は全能
何よりも素晴らしい快楽
甘美な麻薬で一度入ったら抜け出せない


僕は孤独を愛する人

今仲良しグループの中にいる
楽しそうな罵倒が右へ左へ忙しなく
止まらない嘲笑、即返される同調

僕はそれを近くで見ている

僕は孤独を愛する人

今体育館で皆と運動している

玉を投げた

壁に当たった

ポトンポトン、コロコロ・・・

玉は無惨に誰かの足に蹴り飛ばされた

回りで皆が面白そうに遊んでる
ふざけた笑い声も聞こえる

それを僕は黙って見ている
僕は孤独を愛する人


え?孤独を愛するのに集団の中にいるのは可笑しいって?
そんなのは矛盾してるって?

それこそが僕の美徳

閉鎖空間は孤独じゃない

誰かの中にいて、それでいて誰にも関心を払われない

それこそが真の孤独

僕が思う一番美しくて理想的な「孤独」


『僕が孤独を愛する人』


(君は何を愛しているの?)


僕は孤独を愛する人




++++++
人の無関心さとか何か何か
いきなり頭に思い付いただけなのだよ、なんなんだろうね

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