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小さな争い


それは、世界樹内部での出来事・・・

ディセンダーと一部の者しか踏み込めないその領域で二人は睨み合っていた
一人は黒い衣服に紫の髪、綺麗なオッドアイで右が紅、左が黄に輝いている
対しもう一人は白い衣服に赤みがかかった銀髪、片眼だけ覗く緋の瞳が美しい

誰にも知られぬこの場所で負の化身・ゲーデと異世界そのものであるラザリスはいた


「・・・・・・」
「・・・・・・」

「・・・誰だお前は」

「さぁ、誰だろうね」

「・・・(ちょっとイラッ)」

「・・・それよりも、キミ」

「・・・何だ」

「初対面に対してその見下す視線は止めてくれないかな」

「・・・なんのことだ(コイツチビだな)」

「・・・(イラッ)」

バンッ!←ラザリスの攻撃
シュッ!←ゲーデの瞬間移動という名の回避


「お前・・・何しやがる!!」

「さぁ?何のこと(チッ外した)」

「・・・・・・!」
「・・・・・・」

「・・・ハッ、ムカつくチビだな」
「(イラッ)全身タイツの変質者には言われたくないな」
「(イラッ!)ほう・・・誰が変質者だ?この巻き貝!(ラザリスの頭の角を指す)」
「(イライラッ)ボクの世界の特徴に何てことを・・・この陰気」
「(イライラ!)何だとこのチビ外道」
「チラ見せ」
「ヘソ出し」
「ヘンテコタイツ」
「何だとおま・・・」

「母さん!!」

「「!?」」


「・・・ティス」

「母さん!もうそんな悲しい言い争いは止めて!」

「お前・・・ディセンダーの?・・・まさ」

ゾクッッ!!


ダッ!←ゲーデは逃げ出した


「・・・?何だったんだ・・・」

「・・・きっと一緒に来たアレから逃げたんです」

「アレ・・・?」

「母さんは知らない方がいいわ・・・(ビクビク)」

「・・・?」




「ゲーデ!こんなところにっ!さぁキルちゃんとハグしよう!(目キラキラ)」

「ふっ、ふざけるなっ!誰がそんな恥ずかしいこと・・・」
「照れるゲーデも可愛いぞっ!(ギュッ)」

「〜〜〜〜〜〜///
ばっ、バカ野郎!!(シュッ!)」

「はっ!消えた・・・!
ふふふっ・・・逃げられると思ったら大間違いだよ〜?ボクの(アホ毛)レーダーからは何者も逃がさない!特にゲーデ!特にボクの嫁!特にボクの最愛のゲーデぇ!!」


その後キルに捕まってヨロヨロになっていたゲーデをテュリが救出したとか






++++++
キルが変態
キルちゃんはゲーデが好きで好きでたまらないくらい好きだから抱き締めちゃう子
そしてテュリが巻き込まれると

何かゲーデとラザリスに無言で睨みあって欲しい、可愛いじゃないか

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