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恋少年



「きゃっ!?」

「うわっ?!ととっ・・・大丈夫カノンノ?」

「うん、ありがとうテュリ(にっこり)」

「えっ!あっ、うん・・・どういたしまして・・・」


桃色の少女と蒼色の少年が話す柱の影で

「なんか・・・凄く普通だけど甘ったるいぞ・・・」

「本当・・・だね」

少年が二人彼らを見ていた




「何でテュリはあんな自然になれるのかなぁ・・・僕なんて緊張しちゃって・・・」

「いや、ルカは意識し過ぎだと思うぞ
てかさルカはあれだよな、意識し過ぎて逆に不自然になるタイプだよな」

「えぇっ!?そっそんなぁ・・・」

「いや・・・そんなに落ち込まれても・・・(汗)」

「うぅっ・・・
僕・・・どうしたらもっと・・・仲良くなれるんだろう・・・」

「んー?
・・・なんだよルカ?誰と仲良くなりたいんだ?」

「えぇっ!?ええぇとえと・・・///」

「なんだよ、友達にも話せないのか?」

「あうぅぅぅ・・・///
あ・・・あの・・・んと・・・僕・・・ね、もっと・・・い、イリアと仲良くなりたいんだ・・・」

「ふぅん・・・ルカはさ、具体的にイリアとどう仲良くなりたいんだ?」

「えっ?ど・・・どう・・・って?」

「ホラ、例えばさ“友達”として仲良くなりたいとかさ?あるだろ?」

「ん・・・と、その“友達”として仲良く・・・なりたい・・・かな?」

「んな゛ぁ・・・・・・」

「うっ?えっ?なっ何?何?僕何か変な事言っちゃった??」

「あぁ・・・かなり」

「えぇぇっ!!」

「てかさっ!ルカ!本当に“友達”としてでいいのかよ!本当は違うんじゃないのか?本当はイリアとこ「うわわわわっ!!///(焦ってカイウスの口を塞ぐ)」

「んぐぅ゛っ!」

「かかかかカイウスッ!そんなそんなそんなっ!!」

「むごむごむごっ!」

「お願いだから言わないでぇ!・・・僕っ・・・僕ぅ・・・うっ、ひぐっ・・・」

「・・・むぐっぐぐぐ、むぐぐぐぐぐ(わかったから、外してくれ)」

「・・・うん」

「ぷはっ!はぁ・・・はぁ・・・(ルカの腕は凶器だ・・・)んで?ルカはイリアとまぁ・・・仲良くなりたいと?」

「う、うん・・・」

「そうだなぁ・・・ルカ料理できるよな?イリアの好物料理を作ってみるとか?」

「・・・お肉料理なら(危ないから)定期的に作ってあげてるから・・・あんまり効果無さそう・・・」

「そうか・・・」

「はぁ・・・やっぱり無理なのかな・・・」

「お、おい諦めるなよルカ!」

「ううん無理だよ、無理なんだよ・・・僕、絶対カイウスとルビアみたいに自然に話せるようになんてなれないよ・・・」

・・・・・・
・・・

「・・・は?」

「へ?」

「ルカ・・・お前今なんて言った?」

「へ?だからカイウスとルビアみたいに自然に話せないって・・・」

「俺とルビアの何処が自然なんだよ!!」

「えぇえ?!だって、二人とも見かければいつも話し合ってるじゃない?」

「それは間違いだ!!俺とルビアはぜんっぜん自然なんかじゃないっ!」

「そう・・・かな?そりゃ喧嘩をよくしてるけどいつも一緒で仲良さそうに・・・」「ない!ないっ!仲が良いわけないっ!てか喧嘩を吹っ掛けてくるのはルビアの方なんだよ!!はぁ・・・はぁ・・・」

「・・・ねぇカイウス」

「何だよっ!」

「ひぅ!あっ・・・あの、その・・・僕達ってさ」

「あぁ?!」

「・・・・・・似た者同士なのかもしれないね」

「あ、・・・・・・は?」

「えへへ・・・カイウス顔真っ赤になってるよ?・・・ルビアのこと、ちょっと言っただけなのに」

「・・・・・・ルカの方が赤いし」

「えっ!本当にっ!」

「・・・・・・まだまだ俺達子供ってことか」

「??カイウス?どうしたの?(オロオロ)」

「・・・ぷっ、変な奴だよな・・・ルカって・・・くっはははっ!」

「ふぇぇ?何?何なのカイウスゥ〜〜」

「気にすんなよ!ルカ!」

「・・・?・・・うん」






(よしっルカ!意味はないけど一緒にマーボーカレー食おうぜ!)
(えぇ!昼から辛いのはってカイウス腕引っ張らなっひあぁぁっ!!)





++++++
えー・・・えー・・・
とりあえず仲良しなDS主人公組を書きたかっただけだよ
あと人(レイモーンの民)殺ししかけてるルカ君書きたかったんだよ

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