タマネギ、涙
スパ「ぐぅ・・・くそ・・・・・・ひっく。」
ルカ「スパー・・・うわっ!どうしたのさスパーダ!なっ、何で泣いて・・・。
ハッ!何か悪いものを食べちゃったとか!?」
スパ「・・・お前なに馬鹿言ってんだ?ぐ・・・滲みる。」
ルカ「へ?しみ・・・あ、タマネギ切ってたの?」
スパ「そうだよ・・・今日のはまた一段と・・・ぐず・・・堪えるぜ。」
ルカ「大丈夫?あの、あんまり目を擦らない方がいいよ?余計痛くなっちゃうから。」
スパ「ぐぅ、あ゛〜くそっ!なぁルカ残り切ってくんね?
俺このままだと自分の指まで切っちまいそうだ。」
ルカ「て・・・手伝いたいのは山々なんだけど僕もタマネギ切るとすぐ涙が・・・。」
スパ「この軟弱野郎ぉ!」
キュ「おーい!夕飯まだか・・・っ!?」
スパ「ん?あぁキュキュか・・・グスッ、飯はまだだ・・・」
キュ「ヘンな帽子!リカルドの次はルカにヤられたか!!」
スパ「・・・・・・は?」
キュ「ルカ!ルカはイリアと違たのか!リカルドと同じか!?」
ルカ「??イリア?リカルド?・・・?
・・・あ、そうだキュキュさん。キュキュさんってタマネギで涙でないタイプの人?」
キュ「・・・?タマネギ?」
ルカ「うん。このタマネギちょっと目に滲みやすくてスパーダが苦戦してるみたいなんだけど・・・キュキュさんも苦手?」
キュ「・・・いや、キュキュ平気。タマネギ切れる。」
ルカ「本当!じゃあちょっと手伝ってあげてよ。」
キュ「おぅ!キュキュに任せる!」
スパ「・・・なんかよくわかんねぇけど手伝って貰えるのか?・・・グスッ。」
ルカ「スパーダ、今のうちに一度顔洗ってきたら?少しは誤魔化せるかもよ?」
スパ「おう。」
キュ「そかそか。ルカはやぱりイリア大事か。」
ルカ「?」
キュ「リカルドと違う。キュキュ安心。」
ルカ「・・・何の話?」
リカ「・・・・・・。」
アン「どうしましたリカルドさん?眉間に皺がよってますよ?」
イリ「元々じゃないの?」
リカ「・・・無愛想で悪かったな。」
アン「もう。イリアったらそういうこと言わないの!それで如何なされたんです?」
リカ「いや・・・どこかで俺に対する誤解が更に深まっている気がしてな・・・。」
アン「誤解?」
リカ「・・・すまんが少し外すぞ。」
エル「なんや最近リカルドおっちゃん忙しないなぁ。」
アン「リカルドさんどうしたのかしら?」
コン(多分、彼女が関わってること何だろうけどね。)
++++++
料理スキットで見たスパーダの可愛さと同じ思考のトライバース組を見てつい。
ルカは色んなものに弱そうですよね。
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