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君の言葉


とある室内

ゼロス「ねぇねぇマルタちゃ〜ん!」
マルタ「うわっ!何なの急に変な声出して?」

ゼロス「変な声だなんて俺様ショックー
ま、それはさておき〜俺様とちょっとお出掛けしない?」

マルタ「へ?何?お出掛け?」

ゼロス「そーそー!俺様とさ〜デーt」


シュイーン


エミル「あ、ゼロスいたよ」
ロイド「やっと見つけたぞゼロス!」
しいな「ホラ!さっさと買い出し行くよアホ神子!」

マルタ「あぁ・・・買い出しのこと・・・」

ゼロス「げぇ、見つかっちまったし」

しいな「逃げようたってそうはいかないんだからね?さぁ観念してとっとと行くよ!」

ゼロス「え〜!俺様マルタちゃんとがいい〜!」
ぴとっ(←マルタにくっつく)

エミル「!?」
マルタ「きゃあっ!?やだちょっといきなりくっついてこないでよ!」

ゼロス「え〜〜マルタちゃんったらつれない〜」
しいな「なにセクハラしてんだい!このアホ神子!!さっさと離れなっ!」

ゼロス「何だよしいな〜、嫉妬?」

ゴンッ!!

しいな「殴るよ!」
ゼロス「殴ってんじゃねぇかよ!」

ロイド「なぁ〜さっさと行って終わらせようぜ〜」

ゼロス「だ〜か〜ら〜?マルタちゃんも一緒に行かな〜いって誘ってんだけどなぁ」

エミル「え?」

マルタ「私行かないよ」
ゼロス「え〜!?マジ!俺様超寂しい〜」

マルタ「いや・・・寂しいとか言われても・・・」

ゼロス「行こうぜマルタちゃ〜ん」
しいな「巻き込んでんじゃないよっ!」

ロイド「なぁ早くしろよ〜」



エミル「ごちゃごちゃ言ってねぇで行くならさっさと行きやがれ!!」
一同「「!?」」

ロイド「エミルがキレた・・・」
ゼロス「何だよガキんちょ、いきなり大声出すなよな〜」
エミル「誰のせいだと思ってやがる!」

マルタ「きゃあっ!はっきり言うエミルもかっこいい!!」

しいな「あんた・・・わかりやすいねぇ・・・」


エミル「とにかく!さっさと行け!」

ゼロス「だからマルタちゃんと・・・」

ブチッ

エミル「マルタに気安く近寄るんじゃねぇ!この豚野郎!!魔神剣!」

ゼロス「どわはっ!あっぶね!」

しいな「・・・自業自得だね、さぁ買い出しに行・く・よ?(ガシッ)」←ゼロスの襟首掴み
ゼロス「ぐはっちょっ!く、首がしまっ・・・!」

ロイド「はーやっと行ける・・・あ、ゼロス探し付き合ってくれてサンキューなエミル!」

シュイーン


エミル「チッ騒々しい・・・」

マルタ「ふふっ、エーミル♪私のために怒ってくれてありがとう!」

エミル「な・・・!べっ別に五月蝿かっただけでお前のためじゃ・・・」
マルタ「『気安く近寄るな』かぁ・・・かっこよかったぁ・・・」

エミル「な・・・う・・・つい、口に出ただけ、で」

マルタ「そんなエミルも好き!(ぎゅっ)」←エミルに抱きつく

エミル「〜〜〜〜///!
おいっ!マルタ!」

マルタ「えへへ〜!エミル大好き♪」

エミル「・・・!・・・・・・俺は」

マルタ「ん?なぁにエミル?」



エミル「・・・って、うわぁっ?!ま、マルタ!?なんっ、で・・・///」

マルタ「何でって・・・もうエミルったら!あれだけ嬉しいこと言ってくれたのに何ではないよ!」

エミル「へ?ぼ、僕何か言った・・・?」

マルタ「惚けちゃって・・・でも、私は忘れたりしないんだからね!」

エミル「な、何を・・・?ねぇマル」

シュイーン

ルカ「エミル、フィスが依頼行かないかって・・・」


・・・・・・・・・・・・


ルカ「・・・・・・(ボンッ!)」←顔が真っ赤になる音

エミル「るっ、ルカ!ちがっこれ、は・・・」

ルカ「失礼しましたあぁぁぁっ!!!」
エミル「ルカあぁぁぁぁっ!!!」





フィス「?何の音でしょう?」
カノンノ「さぁ・・・?」



(エミルはもう大人だったんだね・・・)
(だから誤解だってば!)
(エミル酷いっ!私のことなんてどうでもいいんだね!)
(だから違うってばぁ!!うぅ・・・)




++++++
最初はラタ様に「マルタ以外に興味はねぇ!」的なこと言ってもらいたかったのにそれをボツり結局「ラタから戻って慌てるエミル」と「抱き合うエミマルに顔真っ赤なルカ」を書いただけのものに。
実はゼロス君は綺麗におまけだったり、まぁゼロしい書けたからいいや。

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