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四字熟語なう◇
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柳side


英語の勉強を教えたあと名字が急にテニス部のマネージャーになった。

勘づいたのか?

自惚れるぞ!自惚れた俺は意外と怖いぞ!

「蓮二蓮二〜!!」

「どうした名字。その手に持っているのは・・・。」

「うん、四字熟語辞典!」

「そういえばこの前の英語はわかったのか?」

「全ッ然♪でねでね。聞いてよ蓮二!」

「なんだ?」

「四字熟語ごっこしよう!テニス部のみんなで!」



四字熟語なう


『れんじれんじ〜』

『どうした名字?』

『おままごとしよ〜^^』

10年前と精神年齢が変わってない幼馴染に少し同情した。
「・・・・・(変わってないなこいつ)」


が、惚れた弱み。断るわけにもいかない。

「わかった。今日はテニス部は雨で中止になる確率が78%だからな。部室でやるか。」



放課後・・・。


真「で、なんなのだ蓮二。名字。」


「今日は練習ないんでしょ?だからさ〜国語力鍛えようと思って。」

ブ「誰のだよ?」

「みんなのに決まってるでしょ!」

「「「はあ!?」」」

今叫んだのは赤也、丸井、ジャッカルだろう。
「じゃあ、ルールを説明しまーす!!」

ジ「おいっ、無視かよ!」



「えっとねー、会話の中に四字熟語を取り入れる!簡単でしょ?」


赤「簡単じゃないっすよ!名字先輩何がしたいんすか!?」

「私と蓮二で会話のお手本見せるからー。」

聞いてないぞそんなこと。
   
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