06話目 1/5
帰ってきました東京駅!!!!
ただ今7時25分!!
このまま電車で青春台に乗って、バスで青春学園前バス停で降りろ、と跡部からやさしいお言葉(命令)をいただきました。
もうマスターしちゃったもんね!バスの乗り方!
というわけで青春台に乗って目的地へレッツラゴー!!
「ここかな?」
駅で降りると見慣れないものばかり。
えーっと、バス停は・・・。
「睦月サン?睦月サンだよね?」
はい、私は確かに生まれた時から今の今まで睦月ですけどこんな男の子知らな・・・・。
「Ryo-ma?」(リョーマ?)
「You remembered, are peevish and are my thing! 」(覚えててくれたの?)
「Of course, I remember! I and you have met in the United States! Did you make it fine? 」(もちろんよ!アメリカで会ったきりね。元気にしていた?)
「Huy and I was fine. How are you?」(元気だったよ。そっちは?)
もういくらでも話していたいけど周りの人が怖い目でこっちを見ている。
「ちょ、英語で話すのやめよっか?」
「ん。睦月サン日本に帰ってたんだね。俺知らなかった。」
「日本語うまくなったね。前はすっごく拙かったのに(。・w・。)」
「ちょ、そんなこと言わないでよ俺だって勉強してんだから。」
なんて会話をしてたら、急にリョーマが私を見て固まった。
「睦月さ・・・ん。What kind of thing!? Why!? I will get angry if you do not explain perfectly!
(どういうこと!?なんで!?ちゃんと説明してくんないと俺怒るよ!) 」
英語でまくし立ててきた。
いやいや、さっき英語で話すのやめようって言ったはずなんだけど。
「ど、どうしたのよ。リョーマ?」
「な・・・なんでっ?なんで?」
いや、泣きながらなんでって言われても私はテレパシーなんか持ってないんですよ。リョーマくん。
「ちょっと、待って!なに?どうしたの?」
「なんで氷帝なんかにっ・・・・。」
あ、もしかして。
「私が氷帝の制服着てるから?」
「なんで青学じゃないの・・・?」
えっとそれには深い深い事情があるのよ。
話すつもりはないけど。
「まあ、いろいろ?」
「俺今すぐ転入手続の紙取りに帰る。ついてきて。」
確かに青学に用事あるけど!
なんかキャラ崩壊してるよリョーマ!!
手を引かれて向かった先は確かに青春学園なんだけど、目的が明らかに違う!!
どうしよう!かなりピンチだぜ!!
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