happy sweet home | ナノ


01話目
4/6

次はがっくんか。

コンコン。

「が〜っくん。」
『お〜う、睦月。いいぜ。』

ガチャ


「・・・って、何してんのよ。」

「いやな、んにも。」

「なんで起きてないのかっていってんの私は!」

そういってがっくんの耳を引っ張ってやった。

「いたいいたい!す、すぐ起きるって!」



睦月のとこから戻ってきたら急に眠気がなー。

というがっくんはベッドから

ぴょんっ

と飛び降りた。

・・・・・・・・。

「なんで制服のままなのよ!!」


「んー、だから服は着たんだってば」

「誰がしわ伸ばすと思ってんの!?」

こういう雑用はマネである私の仕事である。

「ごめんごめん」

じゃ、俺行ってっから。亮と鳳は朝練で先行くってよ。
というとがっくんは逃げ出すようにでていった。


「まったくもう・・・。」


とりあえず若の部屋に行くかな。




「睦月って母親みたいだよな。そこがまたいいんだけどな・・・。」
 
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -