happy sweet home | ナノ


07話目
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「いった!痛い・・・ッ!!あっ、とべ!!」

跡部は容赦なく私を噛んできた。

まあ、指だからいいけど←

痛いだけだし。

「あれ、侑士は?」

いつの間にか侑士が消えている。

どこに行ったんだろう。

「またお前は忍足か。」

いや、だって消えた人を探すのは当たり前ですよ。

「いや、だって消えたじゃん。探そうよ。」

「別にいいじゃねえか。邪魔者はいなくなったんだ。」

邪魔、って(;´・ω・)

跡部ー。だめだよお友達邪魔だって言ったら。


「お前はいつも忍足忍足・・・。」

「そんなに言ってないよ。跡部も大事な仲間じゃん。」

私にとって跡部も侑士もほかのみんなだって大事な仲間。

「チッ、仲間・・・・か。」

そういうと跡部は私のネクタイを引っ張った。

「ぐえ」

「仲間なんて、忘れさせてやる。」



いってええええ!!!

「ちょ、跡部!!」

跡部は私の指から口を離し、首にかみついた。


首に。

「・・・・。」

なんか言え!!ってか離せ!!

「あ、とべ、痛い・・・・っ!!」

「当たり前だろ、痛くしてんだ。」

そりゃ痛くない噛み方なんてないけど。

「や、めてってば!!」

「拒否されると、燃える。」

そのまま炎上してしまえ。

「あっ・・・とっ、べ・・・!」

「もっと泣け。」

お前は変態か?

「だからやめ・・・っ!!」

ていうか公衆の面前じゃね?

顔から火が出そうです。

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