07話目 6/8
「いった!痛い・・・ッ!!あっ、とべ!!」
跡部は容赦なく私を噛んできた。
まあ、指だからいいけど←
痛いだけだし。
「あれ、侑士は?」
いつの間にか侑士が消えている。
どこに行ったんだろう。
「またお前は忍足か。」
いや、だって消えた人を探すのは当たり前ですよ。
「いや、だって消えたじゃん。探そうよ。」
「別にいいじゃねえか。邪魔者はいなくなったんだ。」
邪魔、って(;´・ω・)
跡部ー。だめだよお友達邪魔だって言ったら。
「お前はいつも忍足忍足・・・。」
「そんなに言ってないよ。跡部も大事な仲間じゃん。」
私にとって跡部も侑士もほかのみんなだって大事な仲間。
「チッ、仲間・・・・か。」
そういうと跡部は私のネクタイを引っ張った。
「ぐえ」
「仲間なんて、忘れさせてやる。」
いってええええ!!!
「ちょ、跡部!!」
跡部は私の指から口を離し、首にかみついた。
首に。
「・・・・。」
なんか言え!!ってか離せ!!
「あ、とべ、痛い・・・・っ!!」
「当たり前だろ、痛くしてんだ。」
そりゃ痛くない噛み方なんてないけど。
「や、めてってば!!」
「拒否されると、燃える。」
そのまま炎上してしまえ。
「あっ・・・とっ、べ・・・!」
「もっと泣け。」
お前は変態か?
「だからやめ・・・っ!!」
ていうか公衆の面前じゃね?
顔から火が出そうです。
バキッ
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