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透明人間
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俺は本当に、四天宝寺の部長でええんやろか・・・。

バイブルテニスをずっとつづけていってええんやろか・・・。



あの子にさみしい想い、させとるんやろな。

「あれ、白石は?」

「さっきまで壁打ちしとったやん」

「おーい!白石〜!!」

「どこいった〜?」

みんな、なんでわからんの?

俺は・・・ここやで?

もしかして・・・見えへんの?




「蔵ノ介?みんなが探してたよ?」


君だけが、俺のこと見つけてくれた。


不安に埋もれて見えなくなった俺を見つけた。

俺が、守らなければならないはずの彼女に守られた数週間のおはなし。


私があなたのすべてを受け入れるから、あなたはそこで笑ってて。
 
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