set series | ナノ
君が消えた日
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「おやすみ」

確かにその声を聞いたんだ。

昨日は私の誕生日で、あの人は私を盛大に祝って。


「なんで………ッ!!」

きっと彼は気づいていた。
私と長くはいられないと。悪魔と契約でもしたのか。
それは分からない。けど、事実は一つ、それが私を苦しめる



「せめてバイバイって言わせてよ……。」


彼が、消えた。



だけはをつかない
(ただ、零れるままに)




お題配布元:確かに恋だった
 
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