君が消えた日6/17 「おやすみ」 確かにその声を聞いたんだ。 昨日は私の誕生日で、あの人は私を盛大に祝って。 「なんで………ッ!!」 きっと彼は気づいていた。私と長くはいられないと。悪魔と契約でもしたのか。それは分からない。けど、事実は一つ、それが私を苦しめる 「せめてバイバイって言わせてよ……。」 彼が、消えた。 涙だけは嘘をつかない(ただ、零れるままに) お題配布元:確かに恋だった ← → ▲ back