電話にて。

「ゆーうしっ」
「岳人どないしたん？こないな時間に…」
「どないしたんって侑士、今日が何の日か覚えてないのかよ？」
「今日？…ってああ、まさか」
「そっ、侑士の誕生日！てわけで、誕生日おめでとう！」
「ありがとな、岳人」
「へへ、どーしても１番に言いたかったのと、多分忘れてるって思ったから電話したんだぜ！」
「ああ、岳が１番最初やったで」
「だろうな、案の定侑士ってば忘れてたし」
「堪忍な」
「でもさー、俺の誕生日はしっかり覚えてるくせに、自分の誕生日は毎年忘れるよな！」
「岳人は特別やからな。自分のは大抵家族とかに祝われてからやっと思い出す感じや」
「ふーん…まあなんか侑士らしいよな！」
「まあでも、これからこうやって毎年岳人が１番に祝ってくれるんやろ？」
「とーぜん！」
「ならちゃんと起きとかなあかんからな、もう忘れへんわ」
「おう！あ、それと侑士、今日泊まっていいか…？」
「もちろんや」
「さんきゅ！じゃあまた部活でな！おやすみー」
「おやすみ、岳人」
（岳人のお陰で良い夢見れそうや）






111015
今日の部活は当然侑士の誕生日パーティーとなることでしょう！
この時期でまだ部活？とかは気にしないでいただけると←
何はともあれ、侑士誕生日おめでとう！