2011岳人誕生日前日 | ナノ

2011岳人誕生日前日

今日は岳人の誕生日前日、ということで。
部活は休みだったが、岳人以外の氷帝メンバーは跡部邸に集まっていた。

「それで、具体的にどうするか決まってるの?」
「いいや、まだ決まってねぇ。だがどんな案に決まっても必ず実現してやるから安心しろ…ってジロー寝るんじゃねぇ!」
「えー…、やだ眠い…でもがっくんのお祝いはしたいから決まったら起こして…」
「ったく…話し合いぐらい参加しろよな。激ダサだぜ!」
「俺もそう思います!」←全自動宍戸さん肯定マシーン
「…なんで俺までここにおんねん…今ごろ岳人と前日祝いしとるはずやのに…」
「さっきからぶつぶつ煩いですよ、忍足さん。黙ってもらえませんかね」
「ったく収集つかねぇな…おい樺地、あれ持ってこい!」パチーン!
「ウス」ガラガラガラ
「んー…、あとべなんの音?…わ、ホワイトボード!カッコE!」
「…かっこよくはないだろ」
「よし、てめぇら何でもいいから案を出せ!」
「じゃあ俺書記やるね」
「任せた、滝」
「はいはーい!オレ、ポッキーのプールがEと思うC!」
「却下だ」
「えー、なんでだよ跡部ー」
「じゃあ無難ですけどシューズをプレゼントするのはどうですか?」
「シューズか…、いいかもな。他にはあるか?」
「やっぱりバンジーをやってもらうのがいいんじゃないですか?」
「バンジーは一年の時にやってるんだよな」
「あれは…もう二度とやりたくないね」
「ああ、絶対やりたくねぇ」
「そんな酷いことがあったんですか?」
「鳳、思い出させんといてや…」
「す、すみません!」
「それで…他には何かあるか?」
「アルバムとかええんちゃう?15は節目でもあるわけやし」
「アルバムはいいかも知れないね、皆で写真持ち寄ってさ」
「でも間に合うか?」
「アルバムなら良いのを用意しといてやる、てめぇら明日絶対写真忘れんじゃねぇぞ!」
「あいあいさー!」
「忍足さん、言い出しっぺなのに変な写真持ってこないでくださいね」
「誰が持ってくるか…!それより、誰がアルバムに写真貼るん?」
「それなら俺がやっておきます!学年も違いますし、明日なら移動教室もないので出来ますよ」
「なら頼んだぜ、長太郎!」
「じゃあ俺は部室を飾り付けておくよ」
「それ俺もやりたいC!」
「忍足は怪しまれない程度に出来るだけ岳人といてくれ」
「任せとき!」
「じゃあてめぇらそういうことだから、くれぐれもバレんじゃねぇぞ?」
「もちろん!」
「よし、解散!」


がっくんは多分明日帰りが遅くなるのわかってるので、今日家族に祝ってもらってると思います。
では、次は当日!


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