日滝01
「ねぇ日吉、今度のテスト、勉強教えてあげようか?」
「…俺は、教えてもらわなくてもテスト勉強くらい自分で」
「そうじゃなくて。俺が、テスト期間の間も日吉と居たくて。どう?」
言いながら、滝は小首を傾げて日吉に顔を近付ける。
身長差のせいで上目遣いになる滝に、日吉は顔に熱が集まっていくのがわかった。
「わ…かりまし、た。お願い、します」
その言葉に、滝はニッコリ笑った。
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