「ニーナと付き合ったの?」

「へっ!?」



美奈子先輩とお昼ご飯を食べていたら、急に質問をされた。質問の内容にびっくりして、私はミートボールを落としてしまった。あー…もったいない。いや、そうじゃなくて!



「今の質問って…」

「最近ニーナが調子いいの。あれ?違った?」

「……告白はされましたけど、まだ付き合ってないです」

「どうして?あ、もしかしてニーナで遊んでる?」

「違います!美奈子先輩だんだん小悪魔化してますよ!」



ふふっと笑いながら誤魔化す美奈子先輩。あの頃の天使だった美奈子先輩はどこにいったのだろう…。



「でも、ニーナのこと好きなんでしょう?」

「……はい」

「素直になればいいのにー」



つんつんと美奈子先輩につつかれる。確かに、あの時より気持ちがハッキリしていて素直になってもいいかもしれない。
思い立ったら行動…の方が気持ち的にすっきりする。



「美奈子先輩…放課後ニーナ借りてもいいですか?」

「もちろんっ!」



うん、頑張ろう。



20121227

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