最高の日




今日は安田くんの誕生日。
一番に直接祝おうって思っていたのに、安田くんはお友達に囲まれていて、なんだか入りずらかった。安田くんのお友達とは、そこまで仲良くないから、間割って話すなんてことはできなかった。
クラスも違うし、どうしようかなぁって思ってたらチャイムが鳴っちゃってしぶしぶクラスに戻った。

授業中はずっと安田くんのことしか考えていなかった。
なーんて、授業終わりに浸っていると、クラスの子に安田くんが呼んでるよ?と声をかけられた。
私は思いっきり立ち上がって、プレゼントを片手に安田くんの元へと小走りで向かった。



「安田くん!何か用事?」
「いやー?ちょっと期待してる感じです!」
「えへへ」
「ふふふ」



手に持っていたプレゼントを安田くんに渡した。



「はっぴーばーすでー安田くん!」
「ありがとぉぉおお!!」



プレゼント開けていい?って言うから、私はうなずいた。
中には安田くんに似合うマフラーが入っているの。気に入るといいな。



「あ、そだ。安田くんのために作っておいたケーキあるけど、放課後家くる?」
「行きます!行かせて!苗字の手料理食いたいです!!」
「…鼻血拭こうか」



誕生日おめでとう安田くん!
安田くんのことずっとだーいすきだからね!!



安田貢広
20111130

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