ラッキーアイテム



「よくそんなの持てるよね」
「おは朝のラッキーアイテムなのだよ」
「かなり無理な物もありそうだけど、そういうのは?」
「買うのだよ」
「無駄遣いもほどほどに…」



久しぶりにバスケ部の見学に来た。いつも通り真太郎はラッキーアイテムを身に付けていた。



「でもさ、買えないものもない?手作りの物とか」
「大丈夫なのだよ」
「…何で?」
「名前が作ってくれるのだろ?」
「っ!」
「名前?」
「し、しし真太郎バカ!」
「聞こえないのだよ」
「高尾くーん!真太郎がいじめるよー!」



ラッキーアイテム/緑間真太郎
20100212

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