「ね。報告書の書き方、少しは良くなってきましたよね?」
「…うん…まぁ…」
「友達にも色々アドバイス貰ったんです!」
「そう…。…とりあえず今回はこれでOKだから。一度返すから、担当の上官にそのまま提出していいよ」
「はい!ありがとうございましたっ」
「………、…あと、…これ。……二枚目ね」
「…?…二枚目…?(俺、一枚分しか出してないのに)」
「………それ…ついでの添削分だから」
「…!…コレって!!」
「………、……なに」(目を逸らす)
「ふわあああぁぁ〜…(瞳きらきら)」

二枚目の原稿をがっしり掴んだ両手が、ふるふる震えている。

「今回はまぁ…ちゃんとした報告書になってたし…。時間もあったし…、ちょっとくらい付き合ってあげてもいいかなって」
「嬉しいですっ!(感涙)」
「ちょっ」
「家宝にします〜〜〜っっ!!!」
「あ!こら!調子に乗るな!」


ほだされちゃった!(シンの押し勝ち!)



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