00:00 2016/05/18(Wed)
ハッピーバースデーキラー!!!
あんどカガリ!!
今年もお祝いですこころうちで。
気分はキラキラです文字通り。
なんかもう思う存分甘やかされて欲しいな。
最高の笑顔で笑っててくれますよーに。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

日付変更と同時に枕元にそっと置かれるハロ。
そして朝日が差し込む時間、

『タンジョォビオメデトー!!タンジョォビオメデトー!!キラー!!!』

のアラームが鳴り響く。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
…はい。
バージョンによってその後の展開が変わる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

→穏やか原作キラver.

ぱちりと目が覚め枕元を見たら、賑やかな球体がパタパタ耳をふりふり転がっている。
心なしか嬉しそうに。

その目と眼が合い、
「もうサンタクロースを信じる歳でもないんだけどね…」
なんて溜め息をつく少年。

手のひらにそっと持ち上げ、

「ありがとう。また一年よろしくね」

綺麗な朝日の中で、そっと笑った。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

→小悪魔学パロver.

『タンジョォビオメデトー!!タンジョォビオメデトー!!キラー!!!』
「………」
『タンジョォビオメデトー!!タンジョォビオメデトー!!』
「………」
『キョウハキラノタンジョォビー!!タンジョォビタンジョォビー!!!』
「………」
『タンジョォビ』

球体ぐわっし掴み、

「うっさいわボケェェェ!!!朝っぱらからどういう嫌がらせですかアンタはぁぁ!!」

『あ、起きた? おはよーシン』
ハロの音声が聞き慣れた声に変化する。

「耳元であんだけ叫ばれたらイヤでも起きますよ!つか何してんだ朝から!ウザい!!」
『いやぁ…すりこみ大事かなーって』
「自分で自分におめでとう言ってて虚しくないのかよ!」
『えー? 言ってるのハロだしー?』
「そういう問題じゃな、」
『ま、とにかく、そんなわけだから。今日は期待してるよ!じゃあね!シーユーアゲイン!』
「ちょっ、」

ぶつっ
手のひらの中の球体は沈黙した。

「………っ、〜〜〜この…っ、俺はアンタなんかに会いたくないわぁ!!」
そう、綺麗な朝日の中で叫ぶ少年。

…―――ほんとに?

そんな声が聞こえ、否定できずに頭を抱え悶えるのだった。


ハッピーバースデー☆キラ☆☆


朝陽。枕元。幸福の招待状。

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