エバポレーション 消えちゃうなんてずるい人ね 氷はいつか溶けちゃうの 砂糖水に似たきみを飲を飲み干した 深海でなら愛してあげるわ きみの残り香がぼくを苦しめて千年目だ 夜の少女と花輪 午睡 幻想のまほろが崩れる日まで 壊死寸前の心臓ごと抱き締めたよ 酸素を欲した海底譚歌 切ないオーバーフロウ 太陽に焦がれた盲目たち 可憐な花葬で送り出してさよならと泣き笑う 絆されてしまったんだよ 忘れてもいいかい 後ろ髪 悲しみを抱いてひとり眠れよ 泣き言ばかりの口をふさいだ 花日和、氾濫 愛の埋葬は密やかに back |