-->避けろ!助けろ! | ナノ ▼20 本日、夢の中で逢いましょう




砂漠をラクダで乗り越えて、ザ・サンは私が暑いの嫌いだからさっさと鏡を発見して、ホテルについて、寝て、起きて、


「今さら飛行機を売れんとはどーいうことだー!?」


飛行機を買うのを拒否されました。

まあ理由は知っての通り、赤ちゃんが熱を出して医者に連れて行かなきゃいけないって言うね。


「そ…それじゃあ向こうの飛行機はだめなのか?」


「あれ故障中ね…ほかの村には二機あるけど、今ではらっていて二日しないと戻ってこないね。」


どうがいても二日はこの村に足止めくらっていないといけないようです。

「どうにかなりません?」

その赤ん坊を抱いている女性に聞いてみた。


「じゃあ…あの、こうしてみてはどうでしょう?セスナは五人乗りです、でも赤ちゃん一人ぐらいは乗せられます。赤ちゃんをこの方たちにお任せしてお医者の所へ連れてってもらっては…」


敵と一緒に乗らないといけないっていうのにはとても抵抗がある…けどこうしないと話が進まない。

これからどうしようかな…

そう考えてたら突然赤ちゃんが大音量で泣き出した。


「うわっ、びっくりした。」

どうやら、カキョが近付いたからみたい。


「すみません、別に何も触っていないのに…」


「赤ちゃんは人見知りでなくから仕方ないよー」


慰める(?)けど、もうこの時点で嫌な予感MAXだよね。

「いいのかね?あんた!赤ちゃんをこんなやつらに任せても!」

「ちょっと待て!わしらも困る!赤ちゃんが我々と来るのは危険だ!!」


大丈夫っすよー、もうこの子が居る時点で危険になってますから!

なんて言えないので黙って成り行きを見た。

「ジョースターさん、俺は賛成だぜー、上空を百キロものスピードで飛ぶセスナに、「スタンド」をとどかすことのできる追手なんていないぜ。あの「ラバーズ」だって砂漠上空のセスナを襲うのは無理さ、
それに!」

ポルナレフがセスナを蹴った。壊すつもりか。
いや、壊れなくとも蹴るなよ。

とにかく、このセスナは正真正銘機械だから大丈夫らしい。

「承太郎、花京院、莉緒、お前らはどう思う?」

「赤んぼの母親の意見を取るしかなさそーだな。俺はスタンドよりじじいの操縦のほうが心配だがね。」


とりあえず、全員賛成ということで、セスナで次の目的地まで行くことに決定した。


「なんか、飛行機に乗ると眠くなってくるな」


「寝ないほうがいいよー」

「なんでだよ、花京院はもう寝てるぜ?」


何…、あ、ほんとだもう寝てる。

寝たらあのスタンドが来るから嫌だったんだけどな…


「まー寝たらわかるよ…ふぁ…」

「お前も眠いんじゃあねーか」

いいや、眠くても私はねないね。

死神13の世界に行きたくないし、なんかうなされ始めたら起こしてあげる係にならないといけないし。

…と、眠気と戦ってたらもうポルナレフ寝てるし…。

何も知らないっていいよね、本当に。

それにしても…本当に眠いな…昨日はよく寝たのに…。








bkm
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