-->避けろ!助けろ! | ナノ ▼19 本日、霧は晴れて



あれから、現在パキスタンのカラチに着きました。


途中霧の街にてスタンド使いのエンヤ婆におそわれたけど、大丈夫でした。

そして、馬車にゆられて移動中


というか馬車です!馬車!

女のコは一度憧れる馬車!


「気分はシンデレラで」


「似合わねー」


「なんだと!?」


ポルナレフに似合わないと言われた。

何て事を!どこが似合わない!


「お前じゃあお子様過ぎだな」


「私は17だ!充分な年だ!」


そしたら17に見えないと笑われた。泣きたい


「か、カキョ!私はシンデレラになれるよね!!」


「えっと…多分大丈夫じゃあないかな?」


目を逸らされた!?うわぁぁん…てかなにが大丈夫なんだよう!?


「おっドネル・ケバブがあるぞ」


ジョセフさんの言う方向を見る


「わ、美味しそう」


なんか見たこともない料理見るとわくわくするよね。


ジョセフさんが値引き交渉しにいった。

おお、楽しみ


え?さっきのこと?忘れた。

1000円を425までさげたところで、ジョセフさんが買ってもどってきた。

でも、途中で驚いて

「おいッ!みんな、その婆さん目を醒ましておるぞ!」

といって指差した。


エンヤ婆はさっきのドネル・ケバブの商人を見て怯えた。


だって、その商人は、ラバーズの使い手のダンだからだ


ああ、ここも回避できない運命なんだろうな。



「なっなんだァーッこの触手はーッ!!」


エンヤ婆の顔から触手が突き破ってでてくる。


「なぜきさまがこのわしを殺しにくる―ッ!!」


「DIO様は決して何者にも心を許していないということだ、口封じさせて、いただきます。そしてそこの5人…お命ちょうだいいたします。」


触手はエンヤ婆の顔をさらに突き破って、大量の血を吹き出させた。


うう…グロテスク…。


触手の正体は肉の芽、肉の芽で死ぬときはこんな風になるんだ…と思った。


「婆さんッ!DIOのスタンドの正体を教えてくれッ!」


ジョセフさんが息絶える前のエンヤ婆に訊く。

裏切られたも同然の状態だ、これなら答えるかもしれないって思ったんだろう。


でもエンヤ婆は答えなかった。

最後の最後までDIO様を信じていた。


「……仕方ないのかな」


割り切るなんてことできないけれど、こんな結末。



「くっくっくっ悲しいな…くくっどこまでも悲しすぎるバアさんだ。だがここまで信頼されているというのも、DIO様の魔の魅力のすごさでもあるがな…」


優雅にティータイムとでも言うかのように、ダンはお茶を飲んでいた。


なんという最低さ


私たちはダンの前に立った。


「俺はエンヤ婆に対しては妹との因縁もあって複雑な気分だが、てめーは殺す」



「5対1だがちゅうちょしない、覚悟してもらおう」



「立ちな」



全員が言ってなお、お茶を飲んでいるダン

腹立たしいなホントに

その態度に一番最初に怒ったのは承太郎。


スタープラチナで殴りかかった

「あっ、待って承太郎っ…」


ダメだ、ここで殴ったらジョセフさんが吹っ飛ぶって言うのに。


制止むなしく殴った後。

まぁスタープラチナさんの速度には勝てなかったわけで


つまり同時にジョセフさんが吹っ飛んだわけで


「このバカが…まだ説明は途中だ。もうすこしできさまは自分の祖父を殺すところだった…」


「き…きさま「ラバーズ」のカードのスタンドとか言ったな…い…一体なんだそれは!?」


ダンもジョセフさんも同時にダメージをくらっている。


全員でスタンドはどこか辺りを見回すけど、どこにも見当たらない。

そんな中、ダンのした行動は、なにも知らない人から見たらとても奇妙な事だった







bkm
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