-->避けろ!助けろ! | ナノ ▼14 本日、悪魔を退治する



一気に階段をかけ上がるものじゃあない。


息切れがひどかった。


「まぁ、死人がでるためには仕方ないか…。」


やっとポルナレフの部屋に着き、回りを見る。そのとき中から凄い音がした。



これはすでに乱闘中か、それにしても今のは凄い音だホントに。


ドアにてをかけ、入ろうとしたとき、ルームサービスで来たであろうホテルマンがこちらに向かってきた。


間に合ったかという安堵と同時に、どうするか考える。


よし、この音を使って、


「あ、この部屋のですよね、それ。」


「はい、そうですが…」


やっぱりここか。

確かめたところでおもむろにため息をつき、

「今入るとひどい目にあいますよ」


と言う。丁度よくまた音がする。


ホテルマンの顔色が変わる。

「私が渡しときます。いま誰か他の人が入るとヤバいんで。」


そう言うと、薬箱が渡された。


よかった、また死を回避させることに成功した。



ホテルマンが見えなくなったくらいで、ドアをノックする。



「こんにちはー、ルームサービスでーす」
室内に入るとそこはかなり散らかっていた。


ベッドなんかはひどいありさま。

ポルナレフ生きてるかな?


「ポルナレフー、生きてる?」


「莉緒!来るなッ!」



来て早々に来るなは酷いじゃないか、泣くぞ。


その時、嫌な予感がし、スカイ・カップで壁を張る。

エボニーデビルが私に向けていた刃物が溶けた。


死角を狙ってきたか、危ない危ない。



「あー、顔が無くなるとこだった」

この隙を狙いベッドの近くまで移動した。

『チッ、この女もスタンド使いかッ』


また新しい刃物を持つエボニーデビル。

でも壁を張ってあるからなにもしてこない。


にらみ合い状態だ。




「ベッドの下で何してんの?ポルナレフ」


「好きでいるわけじゃねぇよ」


いきさつをきき、それは大変と返す。


「じゃあ、すぐにベッドを溶かすよ」


スカイ・カップを使い、ベッドを溶かしたとき、


『貴女はホントにバカね』


といわれ、はっとした。



防御と攻撃は同時にできないんだった。


盾がなくなり、エボニーデビルは正面から突っ込んでくる。


不味い、ヤバい。


また壁を張るにしても時間が足りない。



「死ねぇぇぇぇッ!」


刃物が目の前まで迫る、


「シルバーチャリオッツ!」


覚悟を決めたとき、エボニーデビルはチャリオッツの剣に貫かれていた。



「ゲ――ッ!」


エボニーデビルの悲鳴が上がる。



「助かったぜ、莉緒」


「いや、こっちこそ助けられた…ありがとう。」



そして、剣に貫かれてたエボニーデビルはこの間に剣から逃れようとする。
が、足を切られる。



「おいデーボ、聞くことがある。おれは両手とも右腕の男を探している。」


エボニーデビルは抵抗もしない、これは話すと思いきや








bkm
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