-->避けろ!助けろ! | ナノ ▼11 本日、爆弾と沈没




さて、海に漂っている船長を見て、皆さんもう終わった気になっております。


が、まだだ、まだ終わらんよ。

この船長渋…じゃなくてしぶといから。


そう、さっきから承太郎の様子がおかしい。


スタープラチナを見てみると、その手にはフジツボがびっしりと付いていた。

こんな都市伝説なかった?


「やつを殴った時にくっつけやがった、どんどん増えやがる…」


皆で承太郎が落ちないように支えるが、どうにもならない。


「スカイ・カップ、なんとかならない?」


『腕ごと溶けても「よくねーよ」


だめだ、こいつは使えない。


「承太郎!」

ジョセフさんが叫んだ時には、承太郎は転落していた。


つかさずカキョがハイエロファントグリーンを伸ばすが、家出少女を救うことしかできなかった。



「…全然あがってこないね」


少したった。承太郎が上がってくる様子がない。


それどころか


「渦だ!巨大な渦ができている」


そう、水版蟻地獄ができていました。


まぁでも承太郎は勝つけど。


そう思っていると、皆スタンドを出していた。


「…皆さん何をするおつもりで…」

「助けに行くぞ」


みんな何をしてるだァ―ッ!


よく見ろ!ウロコカッター舞ってるぞ!

てか服装!着衣水泳か!?



「ちょっと!渦の中をよく見て!!」


私がいったときには遅く、ハイエロファントグリーンの手にウロコカッターが刺さっていた。


「人の話聞いてよ!こんなのに飛び込んだら皆殺しだよ即!」


私が怒っていると、海には飛び込めないとわかり、またどうするか考える。


さて、わたしは違う事をしよう。

「莉緒、一体こんな時に何処に…」

さっと抜け出し船室に向かおうとしたらばれた

「救急箱探してくるよー」


さて、この戦いは承太郎が勝つので心配する点は無いのだけど…


この船には爆弾が仕掛けられているんだよね。


それを早めに見つけて余裕ある避難をしようと考えてみた。


一部屋ずつ調べていくと、


「あら、ホントに救急箱あった。」


爆弾より先に言い訳に使った救急箱見つかってしまったけど、応急手当も大事だからもってくことにした


そして、しらみ潰しに探していると、なんとか大量の爆弾に出会えた。


「そう言えば、爆弾って溶かせるの?」


『爆発するけどね』


…意味ねぇ…


なんでもっとがんばれないんだよ!いけるよ、やれるよ!










bkm
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