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▼15 本日、偽物をぶん殴れ



『莉緒か!どうしたんじゃ一体』


「敵のスタンド使いがカキョに化けてました。今、貿易センタービルのケーブルカー乗り場なんですが、承太郎が敵と交戦中です。」


私が一通り説明すると、すぐにこっちに来るといっていた。


電話を切ったとき、遠くでケーブルカーから落下するなにかがみえた。多分承太郎とラバーソウルだろう。


下は水かな?


「よし、承太郎のとこにでも向かうかな。キミはどうする?」


「行くよ。」


そして、二人で走り、たどり着いたその先に見たのは、ボコボコなされすぎで明らかに死んでるんじゃあないかっていうラバーソウルだった。





シンガポールを出ることになり

インドに向かう電車内で食事をとっていた。


「そういえば、あの女の子はどうしたんだ?」


家出少女が居ないことに気づいたポルナレフが訊くと、駅についたときにはいなかったといわれていた。


「きっと、おとうさんとの約束の時間が来たので会いにいったのでしょう」


「あのガキどうもお父さんに会いに来たってのが嘘くせーんだよな。ただの浮浪児だぜありぁ…」


でもいないとちょっと寂しいそうです。


「案外違う車両に乗ってたりするかもよ〜。」


まぁ実際上乗ってるけどね、隣の車両。


「そりゃないだろ、まず。」


「いいや、わからないよ、恋する女の子は恐るべき行動力を持っていたりするからね。それにあの子だし」


あっさりと否定されたけど、あの子だし、と言うとそれならありえるかもな、と言われた。

まぁ実際上居るんだry


「しかし、シンガポールでのスタンドだが、まったく嫌な気分だな僕そのものに化けるスタンドなんて…」


カキョがシンガポールで会ったイエローテンパランスの話を聞いて言った。

確かに化けられて悪行をされたらたまったもんじゃあない。


てか、あの時間どこにいたの、カキョ。



「私すぐに見破ったよ!」


まぁ原作のお陰ですが。


「それは…ありがとう。あと口になにか付いてる。」


「え、嘘。」

どこどことやっていると、また親子かお前らはとポルナレフに言われた。


そんなに子供か、そんなに子供なのか私は。


「…キミには私が何歳に見えているのかねポルナレフ」


「多くて12歳くらいだな「小学生じゃないかあぁあぁぁ!」


ああ、みんなが子供を見ている目になっている。

泣きたい


「大人になりたい…大人に…せめて年相応」


切実に

呟きながら料理を食べていました、


「JOJO、そのチェリー食べないのか?ガッつくようだが僕の好物なんだ…くれないか?」


「ああ。」



こんなに気分が最低にロウってときにあのシーンです。



「レロレロレロレロ」


はい、リアルで見て、やっぱり不可解かつ器用な食べ方です。別次元で。

この食べ方の発想はなかった。

承太郎もポカーン。


私ですか?年相応に見られたいです。


『無理ね、こどもっぽいもの』


「スタンドにまで馬鹿にされたあぁあぁぁあ…」


追撃を受けた。もうだめだ、立ち上がれない。
電車内でショックを受けるなか、インドに少しずつ近づいていた。


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