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▼10 本日、船上にて鮫を見る



そんな中、家出少女が私を海に誘い込んだのでは?という疑惑が上がった。

でも家出少女が口悪く田吾作やらドサンピンやら言っていると疑いは晴れた。




「この子かね、密航者というのは」


船長が家出少女を捕まえた。
そんな時、承太郎はタバコに火をつけた。


「承太郎、そんな若くから吸うと肺癌になるよー」

「どーでもいいなそんなこと」

そうか…私の話はどうでもいいか


「港につくまで下の船室に軟禁させてもらうよ」


家出少女がつれていかれる。


しかし船長は承太郎の前で足を止める。


「ところで、甲板での喫煙はごえんりょ願おう…君はこの灰や吸い殻をどうする気だったんだね、この美しい海に捨てるつもりだったのかね?君はお客だがこの船のルールにはしたがってもらうよ未成年くん、」

そう言うと、タバコを承太郎の学生帽に火を押し当てた。


「あらら、怒るなあれ」


「待ちな、口で言うだけですなおに消すんだよ…大物ぶってカッコつけんじゃねぇこのタコ!」


ハハッ、船長終了のお知らせ





「『スタンド』使いに共通する見分けかたを発見した。それは…スタンド使いはタバコの煙を少しでもすうとだな…鼻の頭に血管がうきでる」


そう言うと家出少女が以外みんな鼻を隠した。


私も何となく隠しちゃったよ←

「うそだろ承太郎!」

「ああ、うそだぜ!だが…マヌケは見つかったようだな。」


はい、船長も隠してました。


「「「あっ!」」」


みんなが船長を見る。
いやあ、なにしてんのって顔で見てる家出少女かわいいよ。


「さすが承太郎!」


「けっ…」

なんだい、誉めたのに…

「きゃあああああっ!」

ふとそちらを見ると、家出少女がダークブルームーンにガッチリとホールドされていた。





「てめーらと6対1じゃあさすがのオレも骨が折れるから正体をかくし、ひとりひとり順番に始末してやろーと思ったが、ばれちまってはしょうがねーなあ、6対1でやらざるをえまい、今からこの小娘といっしょにサメの海に飛び込むぞ!オレのホームグラウンド水中ならなく6対1でもオレは相手できるぜ、ククク…やれるかな」

「人質なんかとってなめんじゃあねーぞ、この空条承太郎がビビリ上がると思うなよ」


やっぱりかっこいいね!承太郎!


「なめる…これは予言だよ」


船長はスタープラチナとダークブルームーンで早さ比べだとかならべている。

普通にしたくねーよ


「ついてきな、海水たらふくのんで死ぬ勇気があるならな」


その台詞後に見たのは、海に漂っている船長だった。


「ら…落下するより早くこ…攻撃してくるなんて…そんな」


「海水をたらふくのむのは…てめーひとりだ」


船長ざまあ、と思いつつ、私は海を見ていた。





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