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▼9 本日、火傷にご注意を


「炎に焼かれて死ぬのはくるしかろう、その短剣で自害するといい…」

アヴドゥルさんは短剣をポルナレフの前に投げた。

ポルナレフは一瞬その剣をアヴドゥルさんに投げようとしたがやめ、自害もやめた。


「うぬぼれていた。炎なんかにわたしの剣さばきが負けるはずがないと…フフ…やはりこのままいさぎよき焼け死ぬとしよう…それが君との戦いに破れたわたしの君の「能力」への礼儀…自害するのは無礼だな」


この言葉をきき、アヴドゥルさんはポルナレフの炎を消した。


そのとき、承太郎がニヤリと笑ったのは見逃さずに脳裏に焼き付けました。


ポルナレフの肉の芽は抜くことになった。

「うええ〜この触手がきもち悪いんじゃよなァ〜肉の芽を早くぬきとれよ!早く!」

よっしゃ、これでポルナレフにさっきのカエルを返してもらえる!あとバームクーヘンも。




「…と!これで肉の芽がなくなってにくめないヤツになったわけじゃなジャンジャン」


「花京院オメーこーゆーダジャレいうやつってよーっムショーにハラが立ってこねーか!」


カキョは苦笑していた。

私はそんなやりとりをみてにやにやしていた。


「早くポルナレフ起きないかなぁー」


今からわくわくして待っていたら、みんな不思議そうに私をみていた。


「莉緒、何でそんなに楽しそうなんじゃ…?」


ジョセフさんが私に訊いてきた。そんなに顔にでていたのか私。


「だって起きたら話せるじゃないですかー」

そう答えるとさらに、えって顔された。

「こ、こいつと話せるのが楽しみなのか!!」


「え、だって言わないといけないことありますし。」


さらに皆の顔が険しくなる。なんか不味いこと言いました…??


「莉緒、君まさかあいつに…!?」


今度はカキョが慌てて訊いてくる。てか、まさかってなんですか


「初対面でそんな…「いや、私初対面でも言うときは言いますよ」

ジョセフさんがよくわかんないこと言っている。

「…カエル返せっていうのはなにか不味かったかな…?」


「か、カエルじゃとォ!?」





カエルとバームクーヘンを交渉するのはいけないかな?と訊くと、皆のため息をつかれた。



「…やれやれだぜ」


え、承太郎名台詞…じゃなくて、何、みんななんなんだ、


因みに、この後ポルナレフにはちゃんとカエルを返してもらえました。




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