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▼8 本日、香港にて中華を



そう呟くとみんな驚いていた。


「莉緒、中国語読めるのか?」


「んー…読めるね、何か」

カキョの質問で、そう言えばなんで読めたんだろうと思った。


何かと言う言葉にカキョが不思議そうにしていた。

そっか、承太郎と会う前の記憶がないのを言って無かった。


とりあえずしっかりと説明しておいた。


「記憶を無くす前に中国にでも住んでいたのか?」

承太郎に訊かれるけど、多分それはない。

だって飛行機乗ったことないし


「早く記憶が戻るといいな」

「うん、ありがとう」


やべえ、いつのまにか空気が重い!


てなわけで食事をすることにした。


とりあえず、カエルに挑戦だな






「何を注文してもけっこううまいものよ」


ジョセフさんが笑いながら言う。


「うん、カエル美味しかった。確かにこれは鶏肉だ。」

なんやかんやで和気あいあいと食べていたとき、ポルナレフが星形のニンジンを箸でもった。


「手間暇かけてこさえてありますなぁ…このニンジンの形とか"星の形"なんか見覚えがあるなぁ〜…」

その言葉に私以外全員ハッとした。

私はカエルを食べてました☆



「そうそう、私の知り合いが、首筋にこれと同じ形のアザをもっていたな…」


みんなの緊張が高まる。

私はカエルを食べている!


「きさま!新手の…」

カキョが言うとジョセフさんの前にあった食べ物に異変!


「ジョセフさん!危ないっ!」

一旦カエルを食べるのをやめて言うと、ポルナレフのスタンド、シルバーチャリオッツがジョセフさんを攻撃した。


しかし、それを義手で防ぐ。

アヴドゥルさんがその隙を狙ってマジシャンズレッドで攻撃を仕掛けるが、ものの見事にシルバーチャリオッツは剣で炎をかわした。

そして、気づく真実…

この野郎…さっきの中華料理全部ひっくり返しやがった…

「勿体無いことしてんじゃねー!中華料理かえせー!カエルかえせー!」

食べていた途中のカエルもひっくり返され頭に血が上っていた。

「莉緒、女の子なんだから乱暴な口調はやめ「二人ともそんなことをいってる場合じゃないぞ!」


カキョに言われてハッとして、そこをジョセフさんに突っ込まれた。たしかに、こんなこといってる場合じゃなかった!



「おれの『スタンド』は戦車のカードをもつ『シルバーチャリオッツ』!モハメドアヴドゥル、始末してほしいのは貴様からのようだな…」

中華テーブルに炎で数字と針が書かれ、火時計が出来ていた。

すげー、ここまでできてるのすげーホントに。


「そのテーブルに火時計を作った!火が12時を燃やすまでに貴様を殺す!」


アヴドゥルさんとポルナレフの戦闘が始まろうとしていた…。




…肉の芽が抜けた後でポルナレフに絶対カエルおごらせてやる…。

待ってろよ…




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