-->避けろ!助けろ! | ナノ
▼6 本日、私は旅に出ます
今日は凄い!承太郎よりもかなり先に起きたんだよ!
『病院行ってその後ずっと眠っていれば早く起きれるわよ…』
黙れモ○ラ
そういうわけで、ホリィさんの手伝いで朝食を作っていた。
記憶は無いけど、料理はできるみたいでよかった。
「莉緒ちゃん、ありがとうね手伝ってくれて」
「いえいえ、これくらい当たり前の事ですよ!」
世話になってるし当たり前だよね
そう思った。
※
朝食を食べ終わり、食器洗いもしていこうかと思うと、また承太郎が先に行こうとしていた。ひどい。
「承太郎!だから君は私を置いていくなと言ってるでしょ!」
「…。」
スルーですか、そうですか。泣いても良いか?
そんなとき、
「ホリィ…おいホリィどこにいるんじゃ?」
ジョセフさんの声がした。それと同時にいつの間にか私は、台所まで走っていた。
「ホリィさんっ!!」
台所で目にはいったのは、倒れているホリィさんだった。
ついさっきまでは…やっぱり無理してたんだ…。
私が泣きそうになっていると、アヴドゥルさんが来た。
「アヴドゥルさん!ホリィさんが…ホリィさんが!!」
「莉緒!これは一体…どうした?」
ホリィさんが倒れていて、熱まであると説明すると、アヴドゥルさんはホリィさんの背中を見た。そこには何か手でさわってもすり抜ける植物が生えていた。
「…これ…スタンド?」
私が言うと、アヴドゥルさんは頷いた。
原作通りだった。でも、心のどこかで違っていてほしいと思っていた。
そして、ついにDIO様を倒す旅に出ると決まった。
が、場所が解らない。
「わしの念写ではやつの居所はわからんッ!」
「やつはいつも闇にひそんでいる、いつ念写しても背景は闇ばかり!闇がどこかさえわかれば、いろいろな機械やコンピュータで分析したが、闇までは分析出来なかった。」
…さて、スタープラチナさんの出番か!
「おい、それを早くいえひょっとしたらその闇とやらがどこかわかるかもしれねえ!」
スタープラチナが写真を見る。その中に何かを発見し、スケッチさせた。
そこに居たのはハエだった。
てか…DIO様にアー○ジェットをプレゼントしたくなった。
「ハエだ、この空間にハエが飛んでいたのか!まてよ…このハエはっし…知っているぞ!!」
このハエがDIO様の居場所がエジプトと教えてくれた。
…正直、嫌だった。トリップしても原作のように進まないでほしかった。
だって、この旅では大きすぎる犠牲があるから。
…悩んでいたって仕方ない、私はこの旅の結末を知っているんだ、それはどうにもならない。
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