-->避けろ!助けろ! | ナノ
▼5 本日、医務室、流れ弾に注意


しかしそれは、スカイ・カップが作った壁によって防がれた。


が、そのいくつかは私のところにも来た。

「スカイ・カップ受け止めれる?」


『完全には無理よ』


「上等っ!」


エメラルドスプラッシュがスカイ・カップに当たった瞬間私は吹っ飛んで壁に激突した。


体内がめちゃくちゃ痛かったけど、まあ大丈夫かな。


血吐いたけど。


「莉緒ッ!てめえ守るなら自分を「今はそんな事言ってる暇ないで…ゲホッ…」


しゃべるのはさすがにもっと回復しないと無理か。これがカキョのエメラルドスプラッシュ…くらったのが光栄に思えるけどね!


「エメラルドスプラッシュ、我が「スタンド」『ハイエロファント・グリーン』の体液に見えたのは破壊のエネルギーの像!そこの女のスタンドの胸を貫いた…よってそいつの内臓はズタボロよ」


承太郎が傷ついてないからセリフが変わった。
…こんな黒カキョもいいな…。


「…この空条承太郎は…いわゆる不良のレッテルを貼られている。ケンカの相手を必要以上にぶちのめし、今だ病院から出てこれねえヤツもいる…イバルだけで能なしなんて気合を入れてやった教師はもう二度と学校に来ねえ。料金以下のマズイめしを食わせるレストランには代金をはらわねーなんてのはしょっちゅうよ。だがこんなおれにも吐き気のする「悪」はわかる!!「悪」とはてめー自身のためだけに弱者を利用し踏みつけるヤツのことだ!」


でた名台詞!この台詞を聞けただけでこの世界に来てよかったわ!!



『結構余裕ね。』

「萌えは麻酔をも超えるさ。」


実は結構痛いけどね。

「ましてや女をーっ!きさまがやったのはそれだ!あ〜んてめーの「スタンド」は被害者自身にも法律にも見えねえしわからねえ…だから
 お れ が 裁 く !」


やばい、承太郎かっこよすぎるこのシーン。

だが、次の瞬間とどめのエメラルドスプラッシュがくる。

さすがにまた当たったら死ぬ気がする。

だが、そのエメラルドスプラッシュはすべて承太郎がはじき返した。

私のほうに来ていたのも。

「裁くのは おれの『スタンド』だッー!!」

出ましたラッシュ。カキョが一瞬で血まみれです。

「な、なんてパワーのスタンドだ」


カキョは倒れた。

いやあ、疲れた…。

「承太郎!大丈夫!!」

なんとか歩けるようにもなったので駆け寄る。

「自分の心配はできねーのかてめえは…今日はさっさと帰るぞ。」


騒ぎが大きくなってきている。


「そうだね、わかった」





なんとか家に着いた。承太郎は無理をするなといったけど…まあ大丈夫だと言ってごまかした。


「じょ、承太郎!それに莉緒ちゃんまで!学校はどうしたの?そ…れにそのひとは!血がしたたっているわ。ま…まさかあなたがやったの?」


あああ、さっそく誤解されてる。


「え、えっと承太郎は正当防衛です!!」


先に行ってしまう承太郎のためにも、一応弁解して承太郎の後を追いかけた。






「だめだな、こりゃあ」

運んできたカキョを見てジョセフさんが言った。

肉の芽の説明、、アヴドゥルさんがDIOについて説明した。

エジプトのカイロで出会ったらしいのだが、


男に

「透き通るような白いハダ、男とは思えない妖しい色気」


なんて言葉普通使わないよ…。


「…肉の芽を埋め込まれたらそれで最後なんですか?」


「無理じゃ、この少年のように数年で脳を食いつくされて死ぬ。」










bkm
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