-->避けろ!助けろ! | ナノ
▼2 本日、牢にて戦闘




「アヴドゥル、君の出番だ。」


いやあ、さっそくスタンド戦を間近で見られるなんて、なんて幸運!
そしてブ男発言。初対面でしょ。


「さすがにいきなり失礼にもほどがあるよ…」


「てめぇは黙っていろ。」



(´・ω・`)

そうこうしているうちに、マジシャンズレッド登場!!白熱してまいりました!

てかリアルに室温高いです。


さっそく炎が承太郎を壁に押さえつける。


何よりも暑い、まあこれ、見える人から見ると、ある種の火事だよね。






「つ…ついに『姿』を見せたか。」

ふと、承太郎を見るとスタープラチナさんが君臨なすっていた。


承太郎がアヴドゥルさんを押し返す。


そしてついに、手加減タイムが終了。

そんでもってさらに牢の中がめちゃくちゃ暑いんですが。うちわください


「レッド・バインド!」


炎が縄のようになって承太郎を縛る。
その炎は飛び火し、牢にあふれていた本などのものを燃やしていく。


「待てッ!アヴドゥル!!!」

ん?こんなセリフありましたっけ?

そう思って周りを見ると、

何か大きな火の粉的なのが私のほうに向かって飛んできていた。


「嘘っ、ちょっと待っ…」


私はスタンド使いじゃないんですが、一般人なんですが。
当たったらいけないでしょこれ


「莉緒ッ!!」


ジョセフさんの声に反応してこっちを見た承太郎が私の名前を叫ぶ。

名前呼んでくれた!!嬉しい!じゃなくて、君はこっちを心配する暇ないでしょ!!

じゃなくて…あーもう、なんとでもなりやがれっ!!!


思いっきり目を閉じる。確実に火傷、もしくはもう見ていられない顔になるかな。
まだメインキャラ全員にも会っていないのに…。




「…あれ?」


顔を焼く痛みがない

それどころかどこにも火の粉があたらなかった。
目をゆっくりあけると、何か大きなものが私の前に居た。


「まさかッ!!てめえも悪霊に…」


「何という偶然…」

えっと…これは何分の一スケールモスラ?



『勝手に蛾にしないで下さる?蝶よ?』

「え、」

あ、戦闘が止まっている。


「私なら大丈夫なんでどうぞ続けてください…」



私が言うと二人はハッとして戦闘に戻る。

この隙を突き承太郎は水道を壊し炎に水を浴びさせた。




『私の能力は何でも溶かす強酸でできた体。うまく使いなさい。』



簡潔に説明すると状況が状況なだけに、さっさと引っこんでしまった。

青い蝶…最初に見た…ような。

気がつくと承太郎は牢から出ていた。

あっちはもう終わってたのか。

「おい、大丈夫か?」

「え、うん何とか。」


承太郎が腰が抜けて立てなかった私に手を差し伸べてくれた。

今なら死ねる。


「わー承太郎ここを出るのね!!」

ホリィさんが承太郎に抱きついた。

いやぁ、何と微笑ましい。


「ウットーしいんだよこのアマ!」

「おい!きさまッ自分の母に向かってアマとはなんじゃアマとはッ!」

なんというほのぼのとしたいい雰囲気…いいなぁ

てか、この後も私ついていっていいのかな?




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