-->避けろ!助けろ! | ナノ
▼2 本日、牢にて戦闘



普通の人じゃ手がつけられない、そう思ったらしくホリィさんは誰かを連れて、もう一度来ると言っていた。

ジョセフさんですねわかります。


さすがにやばいと理解したのか、看守さんが囚人たちを違う牢に移す。


「君も、もう出なさい。巻き込まれたのだろ、家族も心配している。」


「だが断る」


あ、これ四部だった。


「?君は何をしたわけでもないからここに居る必要が「大丈夫なんで気にしないでください。」


この子も頭があ大丈夫かみたいなことを言われてるけど、気にはしない。

もともとアウトだからね!!


「せっかく出れるのに出ねーのか?」

「それは、承太郎だってそうじゃん。本当ならとっくに出られるのに。」

そう言うと、変な奴と言われた。

まあ、変だけど、十分。

「それにしても承太郎の悪霊?すごいねー」


そして、現在に至る




「うん、普通に見えてたよ…ってえええ!?」

普通に見えるっておかしいよ!
たしかスタンドはスタンド使いにしか見えないんだから。

じゃあつまりこれは…



「突然叫んだり、喜んだりうるせぇな…。」

「ハハハ…すみません性分でして…」

てことは、私にもスタンドが居たりしちゃうのか!?心がときめいちゃうぜ!


「よしっ!悪霊のことが詳しくわかるまで私も此処に居る!!」

そう意気込んで言うと、勝手にしろとあっさり言われたので、勝手にすることにした。


「まァ、すぐに出ることになるけどね…。」

誰にも聞こえない呟き。

とりあえず手元にあった本を読むことにする。


『神秘と魔法』…これはまたマニアックな。





本を読み終えたころ、牢の中にはさらに物が増えていた。


「な、何か牢でも充分な生活ができる気がしてきた…」

ここまで来ると何とも言えない。

「今までどんな生活してきたんだ、てめえは」


「てめえじゃなくて莉緒ね。あと、今までの生活はわかんないっす。」


そんな時だった。


「承太郎!!」

ホリィさんだ。つまりこれはおじいちゃんフラグ!

とりあえず物語に支障をきたすといけないから、隅っこで見守ることにした。


「出ろ!わしと帰るぞ」

「消えな」


何という即答。そりゃないでしょ消えなとかいきなり。

しかも義手の小指まで抜き取って…

どう考えても強硬手段を取られますな。











bkm
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