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01.丁重にお断りします3
「世間体…?」


「家に30いってる男に16歳程度の少年が出入りしてるなんてすぐにネタにされるんですよ、このあたりじゃあ。」


「そんなことか、ばれたら即刻始末すればいい」


「ちょ、なに私の家の近くで惨劇起こそうとしてるんですか!?」


この人には常識がないのか、私より年上だと思われるっていうのに。

ああ、たしかマフィアだとか何とか言ってたような…。


「ばれないようにします!言われれば始末だってしますから、お願いします!」


「…いや、だから惨劇起こされたら困るって…う」


ドッピオ君が私を子犬のような目で見る。


「その調子だ!そろそろ落ちるぞ!いけ、ドッピオ!」


ディアボロさんがウザい。


ドッピオ君がいろんな意味で怖い。


「…と、とりあえず…一日だけなら…」


「やりましたよ!ボス!!」


「よくやった!わたしのドッピオ!」



瞬時どれだけ喜ぶんだ子に二人は。


「このままいけば、ここに滞在するのも楽勝だ…」


このディアボロさんのつぶやきは私に聞こえていた。


「…やっぱり

    丁重にお断りします」



「「なんで!?」」



どうにも、この日から私とこの二人の関係がはじまったのだった。


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