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「…クリスマスイブですってよイルーゾォさん」
イルーゾォ「リア充爆発しろ」
「リア充撲滅委員会としては今年こそは『あ、今日はその子といるんだぁ』をやるべきだと思うのですよ」
イルーゾォ「今年こそはリア充に聖夜を迎えさせないッ!」
「「リア充は許可しない!」」
「よし、とりあえずイルミネーションが綺麗な場所をピックアップして……」
イルーゾォ「でもこれ去年も結局実行できなかったよな」
「……えっと、去年失敗に終わった理由プリーズ」
イルーゾォ「ミェーレが寒い中は部屋にこもってテレビ見るのに限る、って」
「何故引きずり出さなかった!」
イルーゾォ「ヒーターの魔力にやられた」
「……なんだろ、今年もそうなる予感」
イルーゾォ「今年もぼっちだッ!どぉーせ!」
「とか言って、チーム員とケーキ食べてるんだろ!ぼっちじゃないよそれは!」
イルーゾォ「あいつらリア充だからいねーよッ!」
「なん…だと…」
イルーゾォ「爆発すべき奴らは身近にいやがる…」
「リア充に囲まれて生きてたのか…お前…」
イルーゾォ「リア充しかいねーよッ!俺以外なッ!」
「なんだっけ、ほら黒頭巾の人は」
イルーゾォ「リゾットならいつものバールのマスターと夕飯なうだッ!爆発しろ」
「えっと、オサレネックレスさん」
イルーゾォ「プロシュートがクリスマスイブにぼっちのわけねーよッ!爆発しろ」
「あの、ほら、メガネの」
イルーゾォ「ギアッチョはとっくに連行されたッ!爆発しろ」
「お前…なんて修羅の国に生きてるの…」
イルーゾォ「ケン◯ロウも帰るぞッ!こんな修羅の国ッ!!」
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