log | ナノ

  花京院


パソコンの画面はある動画を映している。


「うあ、これはな、これはさすがになぁ…」


さくらんぼが大量に映っている。

その数3キロらしい。

箱いっぱいのさくらんぼをひたすら調理したりしていく動画。


「なにみてるの?菜月」


パソコンの画面を見てうーんと言っているとカキョが話しかけて来た。


「んー、さくらんぼ3キロだって。さすがにこれはカキョでもね、あれだよね」


「……」


二人で画面を見る。

山形に住むときっと大変だな―


「……」


「あれ、さっきからカキョどうかしたの?」


「菜月、将来僕と山形で暮らさな「だが断る」」



prev / next

[TOP]

×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -