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その時ななしは不思議な体験をした。

行く方向行く方向に見えない何かが通せんぼするのだ。


「逃げることはないだろう?君の身体に何かするつもりはない」


「うわあああ、シルフス○ープ!」


何か恐ろしい物の片鱗を味わったようで、ななしは意味のわからないことを言っていた。


ちなみにこの見えない何かは見える人が見れば、ディフェンスに定評があるかどうかはわからないキラークイーンだとわかる。


「君を殺す訳じゃあないから」


「だとしても、最初の言葉の効果音の付き具合で嫌な予感しかしません!!」


殺されないにしても、傷つけるようなことをしないにしても、精神的な面についてどうなるかわからないので拒否した。



「せめて(自主規制)のつかないようなことにしてください!……というかなんで私何かしないといけないの……」



「……仕方ない、変えよう」





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