三部悪連載ボツネタ
「勝負よ、テレンス」
「50戦中50敗のあなたが勝てるように思えませんがね」
「今日こそは……勝つ!」
「お前達……何をしているのだ」
「「ゲーム」」
相変わらず暇な舘メンバー。
テレンスとななしはポケ○ンをやっていた。
「だってやることないじゃない、ジョースター達が来ないと」
「それはそうだが…私だって「ちょっとテレンス!なんでそこで600族だすのよ」……」
DIOの話は聞いていないようだ。
ななしにしては珍しい追い詰められた、という顔をしており数分後にはうなだれていた。
「負けたわ…また…」
「毎回代わり映えしない手持ちで来るからいけないんですよ、対策が練りやすい」
そうテレンスに言われ、ななしはため息をつきDSの電源を切った。
「それにしてもDS…このDIOが生まれた時代にはそんなもの無かった……」
「そんな太古にあってたまりますか。
…DIO、やってみる?」
ななしはDIOに電源を切った自身のピンクのDSを渡した。
「……どうやって動かすのだ?」
「そこから?…そのボタンを押すのよ」
ななしに指差されたボタンをDIOが押すと電源がつく。
「で、そのタッチペンで画面を押す。とりあえずポケ○ンをタッチすればいいわ」
「ポケ○ン…これか」
『バキィッ』
DIOがポケ○ンをタッチペンで押した瞬間嫌な音がした。
「……ななし今のは何の音ですか?」
その音に反応したテレンスが訊く。
「ななし、画面が暗くなってしまったぞ?充電とやらが切れたのか?」
「……DIO、私はDSのタッチパネルに穴を開けろとは一言もいってないわよ…?」
※
「ななし…?」
「……なによ、今モン○ンしてるの」
DSを壊され、ななしは不機嫌であった。
続きません。
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