「おーい、どうした?もしも〜し」

「あ、大丈夫です。……ってなにこの小学校!?」


冷静になって回りを見たらもっとすごいことになってた。


子供四名様ごあんなーい!じゃない!なんだこれ!?



「いや、おれもよくわからねーんだけど、そこののびてるやつがこいつらを襲ってたから助けに「ま、ままままさかジョセフさんこんなに隠し子が!?「いや最後まで聞けよ」


そんな、仗助君以外にいるなんて……って、ん?

なんか毛色が違うと言うか……学ラン?


「もしかして……いやもしかしなくても……カキョに、承太郎に、ポルナレフに、アヴドゥルさん?」


服装を一致させてみる。

たしかに、小さくとも……みんな……ってマジか!?


ぶかぶかの服着て幼くて、なにこれ楽園はここに!?


「お姉さん……」


「え、あ、こんにちは」


と、色々混乱していると私の前に緑のぶかぶか学ランに赤い髪。
……カキョ!?え、めちゃくちゃ可愛い!声変わり前で声まで可愛いしなにこれ!?


「助けてくれてありがとうございます。お姉さんも……スタンド使いなんですよね。その上正義の味方なんてカッコイイです。」


おずおずと微笑みを浮かべ私に言うカキョは、半端なく、それはもう半端なく可愛かった。


上目遣い万歳、理性がぶっ飛ぶ。



「か……」

「か?」


「可愛いいいい〜ッ!」


「え?うわっ」


可愛い、君かわうぃーね!抱き締めさせて!と言わんばかりに私はカキョを抱き上げその場でくるくる回る。



軽い!小さい!可愛い!母性本能、これが母性本能なのね!最高にハイッてやつよ!



「お、お姉さんちょっと、やめ」

「私がッ疲れるまでくるくるするのをやめないッ!」


もうなんだろう、可愛い、子供可愛い、カキョ可愛い。


そんな風にくるくる回り続けていると服をちょいちょい引っ張られた。
とりあえず、くるくるするのをやめてそちらを向く。


「お姉ちゃんもスタンド使いなんだよな!正義のスタンドガールかっこよすぎるぜ!」


「お、ポルナレフ!いやいや、子供を助けるのはヒーローとして当然のことよ!」
いつも子供扱いしてくるポルナレフが私にカッコイイだって!?なにこの嬉しい感じは!お姉ちゃんときちんと大人扱いやったね!


「なあなあ、お姉ちゃんのスタンド見せてくれよ!おれのスタンドは「ハイエロファントグリーン!」いって!!何すんだよ!」



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