短編 | ナノ
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あの夢を見て数日
















「やっぱり、永遠なんかないじゃないですか。」









私は存在しているのに、








「嘘つき」









貴方はどこにもいなかった。









あの時目の前まで来ていた敵を私が止められたら、あそこで再起不能になんかならなければ、



貴方は私の前に居ましたか?




貴方は私に永遠を見せてくれましたか?


――嫌な夢を見た


結局あの夢通りに貴方は太陽に消されてしまった。


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