short novel
白タイツの呪い
意識が戻って目を覚ますと、隣では姉さんがもう冷たくなって横たわっていた。
私はなんだか怖くなるくらい冷静で、というか何も考えられなくて、真っ白な顔の姉さんをじっと見つめていた。
ふと気になって姉さんの足のほうを見てみると、不思議なことに、姉さんの足からは白タイツが消えていた。
私の足も見てみると、あんなにはきづらかった白タイツは、私の足からも跡形もなく消えていた。
fin.
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