short novel

追悼シンデレラ




後書き


読んでくださりありがとうございました!!

今回は大好きな友達に春休みに「雨」「カフェ」「本」というお題をいただいて創りました*


本当は後からお題をたくさんいただいたので、それも全て使って春休みに書こうとしたのですが……

自分の複雑な面を書いてしまったため、最初にもらったこの3つのお題だけで創りました。


7月に完成していたのですが、相手の方に渡したりこちらにUPしてりするまでかなり時間がかかってしまいました。

最初はカフェで本を読みながら雨の音を聞いているとかそういう場面を書こうと思ったのですが……
ありきたりなので違うものにしました。

あと本の中に入って……というのも字数内でまとまらなさそうなので、ボツに。

あと今回は、前回お題をいただいた時に書けなかった恋愛+現代+別の面のシリアスで書かせていただきました♪


そして書きあいをしてくださる方のスタイルに合わせて、私としては初となる……
会話文無しの第三者視点での文章を書きました!

しかしそれが私にとってはかなり難しくて、結局会話文を入れてしまいました。
しかも目標の4000字からかなり遠いです……

その入れ方を意地でも普通の会話にしたくないと思ったようで、死者を出して会話させてしまいました。

この文章を書いていて分かったことは、私の書きたいことが登場人物1人の中だけで完結してしまうものではないこと、1つの感情だけで終わってしまうものではないことでした。


おそらく読んだ方は気づかれたと思いますが、この文章はどこまでも現実的に書きました。
最近現実に近い文章を書きたくなるので。

+『薄紅姫』に続き、伝えたいことをたくさん入れすぎて訳の分からない文章になっています。
今回は自分からなるべく遠ざけようとして書いたので、前回よりはマシだったはずですが。


さらに、私は地に足が埋まってるんじゃないかぐらいの文章を書きたかったので、私の経験したことを少し変えてこの文章に隠しました。

相手の方に伝わってほしくなかったので、分かりづらいのですが……


今回もお姫様関係を出してしまいました。
もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、私の文章中のお姫様はほとんどがお姫様っぽくないお姫様です。

特に書きあいをさせていただいた『薄紅姫』と『追悼シンデレラ』は特にその傾向が強いです。

それは私が自分のことを皮肉って書いていたりするのですが、そのお話はここではできないので先に進みます。


今回私が特に伝えたかったことは、タイトルの2つの単語に隠されています。

「シンデレラ」は本当は”現実的”というのがどういうことなのかということを、もう1つの「追悼」は自分が誰かと過ごすことがどのような意味を未来でもつのか、どのくらい大切なのかをこめました。

どちらのテーマもそれぞれの登場人物の特性と、2人の対話という手段を使って書きました。


亡くなった方を登場人物にしたことで必要以上に重く、シンデレラを出したことで書きたかったことがぶれたような不安もありましたが……

拙い私に創ることのできる最高点の文章に仕上がりました。

素敵なお題を出していただいたのに、そのお題を活かすことよりも伝えたいことを優先させてしまったのは、相手の方に申し訳ない気持ちでいっぱいです。


明日から相手の方が大変な思いをされるので、夜遅くなってしまいましたが、気づいてもらえなかったとしても今日中にUPしておきたかったのです。

私の最大限の感謝と思いをこめて、こちらでかなり遅れましたがUP完了とします。


2013.10.20




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