残影 夢を見ていたのかな そうだとしても きっと本気だったんだよ だから幻なんかじゃないよ なんていうごまかしも あなたが言うと綺麗で 「泣いてもいい」なんて 言われたら 余計泣きたくなくて 空を見上げてごまかした くもって青空が 見えない日には わずかな晴れ間を 愛おしんで どんな雨にうたれても 前を向いていこうとする あなたは どんな暗闇でも 輝いてた 忘れられないことは いつまで経っても 忘れたくないだけで だから忘れちゃいけないよ って言ってくれるから 明日を見上げていられる 「そのままでいい」なんて 言ってくれても そのままではいられなくて 空だけに聞こえるように 雲1つない 晴れ間が続く日は それでも流れていく雲を 愛して どんな幸せな1日でも 昨日と同じ日にしない あなたは いつも太陽より 眩しかった 後書き |