crescendo 何気ない あなたの一言が ひとつの形へ 変わっていく 私は崩れないように そっと包んだ なぜあなたの言葉は わたしへ届く 泣きたくなるくらい 胸にしみるの たくさんの 人の中にいるのに 自分はひとりという 真実 人には心があるのに 直接は触れられないという もどかしさ だけど すれ違う手と手をのばせば 優しさというあたたかさ 心をこめた わたしの一言は あなたの中で どう変わる あなたはいつも通りに ただ笑うだけ どんな言葉だったら あなたへ響く 私の思いをそのまま 伝えられるの 同じ人間のはずなのに 誰とも違うという 矛盾 人には心があるのに 単純に一通りではない 悲しみ だから 心の壁に触れるのは 優しさというまぶしさ 後書き |