I've got your six. あの日持てるだけ荷物を持って 出て行こうとした私を知られたくなかった 私の過去も痛みも知らないふりして 大事にしてくれた人達も 今もあの日の思い出を 思い出そうとしてくれていますか 失うことを何度恐れただろう 互いに大事にしたいなら 恐れるものは他にある 幸せだというあの人は なぜ今でも笑えないのか 私の小さな幸せを嘲笑って なぜ勝った気でいるのか 私が悲しむ理由は 他だということに気づかないまま あの日の荷物を今どれだけ 大事にとっておくことができているだろう あの日の痛みが増しているのは 大事にしているからならば 目を背けずにまた 受け止めていくだけさ 後悔するということは 否定するということと同じ あの頃 教えてもらったことのひとつ 幸せだと私が言っても なぜそれさえも嘘に映るのか どんなに小さな幸せだったとしても あなたが守りたいというのならば 私も見守っていること あの頃から変わってないというのに 後書き |