35 後書き 読んでくださりありがとうございました!! 今回は孤独童話様から「時計の針を1分前に戻せ」をお借りしました! このお題もすごく素敵で、見た瞬間惹かれたのですが…… 難しくてなかなか書けませんでした! ファンタジーで書いた方が書きやすいと思いましたが…… ファンタジーで書いてしまったら、ただの不思議な話で終わってしまうと感じました。 ということで、意地でもファンタジー無しで書きたかったんです。 けれども、そうすると難しくて、なかなか書くことができませんでした。 そこから出てきたのが、この”道化師”という人物。 掴みどころが全くないくせに、誰よりも冷静。 存在も何もあいまいなくせに、何よりも真実に近い。 そんなキーワードをこめて、登場人物の形(というか影)を創りました。 長々と説明しましたが、思いついたらいつも通りいつの間にか完成してました← 語り手の”私”が、なぜ時間を戻したがっていたのかは特に決めていません。 そして”道化師”を呼び出した経緯も現れた経緯もあいまいにしておきたかったので、書きませんでした。 ”1分”という限りに、こだわっても良かったのですが…… 今回は、そんなにこだわって文章は創りませんでした。 いつかファンタジーでこだわって創ってみたいです* でも、その時は悲しくなりそうなので絶対明るく書きたいです!! いつもは””はあまり使わずに『』を多用するのが私ですが…… きっちり枠をつけたくなくて意図的に””を多用しました。 気がつけば後書きでも””を多用してます。 一番の私のこの文章のお気に入りは、”別れをつげなさい”というサブタイトル(?)です。 道化師が直接言ったセリフにはしていませんが、道化師は言わなさそうですが、道化師が言ったっぽいセリフです。 この文章を書き終えて、”道化師やるなぁ〜〜”と油断して感嘆していたら出てきた言葉です。 結局誰の言葉なのかは分かりませんが、この文章にはこれしかないと思ってそのままのせました。 この文章を書くきっかけとなった、私の中の無意識の原点だったかもしれません。 素敵なお題を本当にありがとうございました!! 「救済の日へ」で10数文 |