30 後書き 読んでくださりありがとうございました!! 今回は孤独童話様から「見えない終わりに感謝しよう」をお借りして創作させていただきました。 避けてはいたのですが、ついにまた暗い文章を書いてしまいました…… お題のイメージが私的には悲しいイメージなので、悲しくしたくはないと思ったのですが、悲しくても幸せな感じで書きたくて書いてしまいました。 ですが同じお題でここまで違う文章が書けたのは初めてですので、達成感でいっぱいです* 同じお題で書いた文章はこちらです→『28』 余裕ができましたら、同じお題で思いっきり異世界の感じで書かせていただきたいと思います♪ 余命を宣告されていた『私』と、恋人とは特に指定はしてませんが『彼』が登場人物です。 今回は「死の恐怖」にはとらわれないで、遺されるものへの想いをこめて『私』という人物像を創りました。 今回書きたかったのは「死」というものとは違うものだったので、情景描写や心情描写はいつもよりさらに意図的に省きました。 もう少し丁寧に書きたかったとは思ったのですが、悲しくなってきたり設定を崩してしまったり重くなりすぎそうで、書きたいことを書けなくなりそうだったので省きました。 決して「死」を軽んじているわけではありません。 だからこそ、ただ純粋に書きたいことを書きたかっただけです。 今回の主人公は逃れられないように、私も今回は決して当初の設定を変えたり、書きたいことを書けなくなるようなことはしたくありませんでした。 文章ではでは「あ」からはじまる5文字の言葉が2つ出てきますが、わざと本文では明かしませんでした。 後書きで明かすのもどうかと思うし、書くまでもないことだとは思いますが一応…… 「ありがとう」と「あいしてる」です。 過去形にするか迷いました。 でも経験があるので分かるのですが、過去形にするとその時一時的なもののような感じが嫌で現在形にしました。 過去形にするかは迷いましたが、どちらも伝えるときにスッと出てきてしまう便利な言葉でした。 逆にその下の一文をどうするかはとっても迷いました。 この文を最初から思いつかなかったわけではなく、最初から出ていたから迷いました。 ありきたりなんじゃないかとか、悲しすぎるんじゃないかとか思いましたが、この言葉以外には私には答えを見つけることはできませんでした。 だからといって消極的に決めたのではなく、心からこの言葉を選んで最後の一文にしました。 昨日よりさらに時間をかけて、1時間半以上もUPにかけてしまいいつの間にかお昼ですが…… 最後の時まで、『私』を何にも縛られずに幸せそうに描けたのが何よりも嬉しかったです* 素敵なお題を本当にありがとうございました!! 「救済の日へ」で10数文 |